カテゴリ:総合的な探究の時間
2学年探究活動講演会Ⅱ(9月21日)
6月22日に引き続き宮城大学から笠原紳先生を講師にお迎えして講演会を実施しました。地域課題に関するアプローチを学び、いよいよ探究のテーマ決めをしようというタイミングでの講演会となり生徒たちは真剣に耳を傾けていました。正解のない問いに挑戦するので不安もあるとは思いますが、自分の興味や関心を掘り下げることは楽しいことです。わくわくしながらあるべき未来を想像し、今後を考えるバックキャスティングを楽しんでほしいと思います。
1学年フィールドスタディ(総合的な探究の時間)
10月13日(木)、Zoomによるオンラインミーティングの形式で、1学年フィールドスタディが行われました。今回は全8社の皆様のご協力により、普段聞くことのできない貴重なお話を伺うことができました。
【ご協力いただいた企業の皆様】(順不同・敬称略)
・丸木医科器械株式会社 ・株式会社アベキ ・服部コーヒーフーズ株式会社 ・東北ノーミ株式会社 ・株式会社サイバーソリューションズ ・株式会社日本旅行東北 ・株式会社仙台ターミナルビル ・株式会社未来企画
★ 生徒の感想 ★ ○ 一つの企業への探究を深めることで、多くの企業がかかわって一つの商品が産み出され、流通していることに気づいた。サプライチェーンを学んだことで、どのような仕事がどこと関わっているかなどがわかり、さまざまな仕事に興味を持つことができた。今回のフィールドスタディを通して「仕事」というものに対する認識を変えることができた。 ○ 質問を考えることがとても大変でしたが、班の人たちと協力して多くの質問を考えることができました。グループワークでは宮城県には思っていたよりも、たくさんの魅力があるのだと感じました。私たちには宮城県のためにどんなことができるのか考えさせられました。フィールドスタディで学んだこと、感じたことをこれから大切にしていきたいと思います。 ○ 必ずしも自分が好きなことを仕事にできるとは限らないが、人のため、地域のために働くことができたらいいと思った。その人がしてほしいことやその地域に必要なことを聞いたり、考えることができるようになりたいと思った。 |
2年生 探究学習最終発表会
5月26日、6月2日、6月10日の3回に渡って、2年生が探究学習最終発表会(総合的な探究の時間)を行いました。これまで生徒は、「社会課題の解決策を探る」というテーマのもと、学校外の方々の協力をいただきながら解決策を探る活動を行ってきました。交通安全に関する課題、まちづくりや社会の在り方に関する課題、食品廃棄や食糧自給率に関する課題、人種差別・性に関する課題等、全部で19のジャンル、68のグループに分かれての発表会。他のグループの発表を聞いた生徒は、新たな学びを得たり、興味・関心を深めたりした様子でした。
【生徒の感想より】 ○ 自転車の事故は登校している時間帯が多いというデータがあったので、自分自身が気をつけなければと思った。実際に、泉区役所に交通整備に関する要望を出した行動力はすごいと思う。 ○ 災害の時に正しく防災グッズが使えるかどうかわからないと思ったので、知識を入れておくことは大切だと感じた。震災から11年経ち、防災対策が緩んできているところがあると感じていたので、見直してみようと思った。 ○ 食品ロス問題について話すとしたら、普通は「ちゃんと食べる」とか「作る量を減らす」といった大雑把な内容になりがちだけど、一歩踏み込んで、実際に自分たちで普段捨ててしまう部分を使ったレシピを作ったことがすごいと思った。自分たちにもできることがあると気づくことができた。 実際に専門家にインタビューした内容が発表に入っていたため、説得力があり、より理解することができました。自分たちで啓発ポスターを作成する計画はとてもよいと思いました。LGBTQ+についてもっと知りたいと思いました。 |
1学年・総合的な探究の時間オリエンテーション
4月14日(木)本校体育館で、1学年の総合的な探究の時間オリエンテーションを行いました。株式会社マイナビの丸山様を講師にお迎えし、「探究活動とは何か」「探究活動でどのような力を身につけるのか」「今後どのような活動を行うのか」について講演していただきました。日常生活の中の不便さや困りごとから課題を見いだす例として、高校生にも身近な「マスク」「タピオカ」「スマートフォン」等を取り上げて説明してくださり、これからの活動がとても楽しみになる1時間になりました。
今後は企業のつながり(サプライチェーン)やイノベーションの事例をヒントに、地域や社会の課題解決を考える予定です。